
ご相談いただいた背景
EC-CUBEのバージョンアップを見据え、セキュリティ面の強化を図るため、commerce creator(コマースクリエイター)への移行をご希望いただいたことから、プロジェクトがスタートしました。
移行に加えて、売上の改善にも取り組みたいというご要望を受け、まずは現状を分析し、課題を整理。その結果をもとに、CVRの向上につながるサイト設計と施策をご提案しました。
一般の小売店でも取り扱われているジャンルの商品を、ECサイトでどのように拡販していくか。設計段階から販売戦略を検討し、サイト全体にさまざまな工夫を施しました。
公開後は売上が拡大し、現在も継続してサイトのメンテナンスや広告運用をお任せいただいています。
最初に整理をしたこと
01
取り扱い商品の中から、今後どの商品を売上の柱として育てていくかを整理しました。
02
その商品を誰に、どのような価値とともに届けるのかを検討し、ターゲットと販売戦略を具体化しました。
03
一方で、軸となる商品が選ばれない理由を仮説ベースで洗い出し、購入を妨げる要因を整理しました。
04
洗い出した要因を解消するために、どのような施策が有効かを整理しました。
行なった支援内容
ECサイト制作
商品の探しやすさ・選びやすさ・買いやすさを軸に、カテゴリ構成や購入導線を整理してECサイトを制作しました。ご利用のカートやシステムの仕様に合わせ、運用しやすい形にすることを大切にしています。
Webサイト制作
お客様の強みや伝えるべき情報を整理し、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着ける構成でサイトを制作しました。見た目の印象だけでなく、読みやすさ・わかりやすさ・信頼感を大切にしています。

担当:
中田 延孝
担当者より
最も重視したのは、売上の柱として育てたい商品を、どのページから流入してもすぐに見つけられ、魅力を感じてもらえる設計です。
一般の小売店でも販売されているジャンルの商品であるため、すべての商品を均等に訴求するのではなく、特に注力する3商品を選定しました。そして、この3商品の閲覧率をいかに高めるかにこだわってサイトを設計。その結果、サイト全体の売上改善に加え、主力商品の売上構成比を高めることができました。
一方で、主力3商品がすべてのお客様のニーズに合うとは限りません。そこで、ほかの商品を探している方には商品一覧ページで応える、二段構えの設計としました。
商品一覧ページも、全商品を一度に並べるのではなく、まずはカテゴリーごとの主力商品を数点に絞って表示し、そこから各カテゴリーの一覧へ誘導する構成にしています。商品カテゴリーが多岐にわたるからこそ、選びやすく、迷いにくい導線を意識しました。
さらに、会員特典の訴求と再注文の導線も強化しました。従来のサイトでは、商品を購入しなかったお客様がそのまま離脱する傾向があったため、すぐに購入しない場合でも、会員登録をしてもらえるようにメリットの伝え方を見直しています。
また、リピーターには前回と同じ商品を購入される方が多いことから、再購入ページへスムーズに移動できる仕組みを整えました。commerce creator(コマースクリエイター)の機能を活用し、ログイン中のお客様には再購入のための導線を表示するなど、利用状況に合わせた設計を行っています。これらの取り組みが、会員登録率とLTVの改善につながりました。
スマートフォンでは、利用者層を踏まえ、一般的なハンバーガーメニューだけに頼らない設計としました。画面上部には注力カテゴリーへの導線、下部にはアイコン付きの固定ナビゲーションを設置し、主要なページへ直感的に移動できるようにすることで、回遊性を高めています。
運用面では、commerce creator(コマースクリエイター)のパーツ機能を活用しました。HTMLの専門的な知識がなくても、お客様自身で商品ページを簡単に更新・複製できるように構築しています。
サイト制作では、制作会社とお客様との間で課題に対する認識を共有することが大切です。数値とこれまでの経験をもとに、構築段階からお客様と目線を合わせ、ともにリニューアルを進める姿勢を大切にしました。



